2014年8月28日木曜日

秋のような

あたりに
秋が来ている

八月はまだ少しあるが
さわやかな涼しい風が

吹いている

しかしまだ九月が横たわっていて
台風も来るだろうし

さまざまなことが起きるだろう
いいことがありますように

それで
ようやく本物の秋になるのだ

モルジブ

美しいサンゴの中をクマノミが出たり入ったり
きれいな映像

チャンネルを変えるとカリブ海
こちらの海底はちょっと暗い
泥のよう

マナテイがいるということは
食べ物が豊富ということか

きれいなビル街よりも路地
小さなお店の飲み屋街がいい

おいしい ハツ ケイ シロ
結局 焼き鳥が好きです

「西インドにおけるイギリス植民地」
「東インドにおけるイギリス植民地」
という本がある

2014年8月26日火曜日

油を喰う

油そば
というものを喰った

ものすごい油だったぜ
白い油

ようするに油脂だったぜ
おいしかったけど

しばらくすると
ややしつこくて

最後までは
食べられなかったな

こんなとき
ゆずでもあれば

そうかラッキョウでもあれば
最後まで食べられたかな

なんて思いながら

2014年8月25日月曜日

森山直太朗

「さくら」という歌が120万枚売れて
1億2千万円売り上げがあった

というテレビを見ていて
凄いもんだ

歌というのは
作詞、作曲、歌で金が入ってくる

歌舞伎の猿之助
襲名祝い
何千万円も使うんだって

ご祝儀を配る世界
出すほうに生まれたという

芸能界とスポーツ界
市民生活とちょっと違う

世界

2014年8月24日日曜日

残念なニュース

広島の大惨事
犠牲となった子供たちの
葬儀のニュースを見た


たまらない
涙が止まらない


かわいそうに
これからという
前途ある子供たち


母親の必死の声
見送る同級生の姿
たまらない


この世は残酷なことでいっぱいだ
ただただ
ご冥福を祈るばかり

2014年8月20日水曜日

梅雨前線だと

ラジオが言っている

まるで梅雨です
雷が鳴って
1か月分の雨が2時間で降れば
大変なことになる

広島の山崩れ

今日の外気温
朝7時半で
すでに30度に

おかしい おかしい
雨はバケツをひっくり返したみたいに
降り続け

雷はところ構わず がらがら どんどん
いい加減にしなさいよ
ものには程度
というものがある

2014年8月19日火曜日

とても暑い

おまけに夜中に地震が来た

こんなに暑いと
地震が来るのでは
我が家での
いつもの言葉

ほんとに来たよ 地震
2時半ごろ
がちゃん と きた

眠い目をこすりながら 起きて
揺り戻しに備えて テレビのスイッチを入れると
見たこともない画面が写っている
ひとつは邦画でR15だ
半分成人指定
もう一つは外国の昔のエロ映画
どちらも感動しない
やがて 震源地はどこ
という声がして チャンネルを変える

2014年8月17日日曜日

久しぶりにペペロンチーノ

美味いペペロンチーノ
久しぶりに作ってやれ
外は雨ばかりで
福知山では自衛隊が緊急災害で出動中

アーリオ・オリオ・エクストラ・バージン・オリーブ・オイル
フライパンに敷いて鷹の爪二つ割って
にんにくを薄く刻んで
お湯を沸かして 塩を少々
いつもは小松菜をさっと湯掻いて
ベーコンと一緒に炒めるが
今日はシンプル
いよいよ茹で上がって
味付け
塩、こしょう、しょうゆを少し、昆布茶をふりかける
コショウをもう一度
つまりこれが失敗だった
熱く、辛く、鋭く、厳しく、激しい、スーパー・ペペロンチーノ
2本 味見したら息が詰まって むせて むせて
また基礎から精進します とうぶん謹慎

2014年8月16日土曜日

8月15日

子供のころ
お盆にたくさんの親族が合流し
戦死者を弔う
関東軍、憲兵、ビルマ、ガダルカナル
不思議な言葉が飛び交い
お互いを慰めあい


座敷に岐阜提灯
蚊取り線香と白い蚊帳
お盆と終戦記念日が重なるのは
不思議だった


戦後70年たって
子供たちも老人になって
まもなく地上から出発するとして
お盆と終戦記念日だけが
ずっと残っていく
風習となる
のだろうか

2014年8月14日木曜日

ペリリュー島

久しぶりにNHK
22時から冷酒のみながら

ペリリュー島の攻防
眠いところ目をこすってフイルムを見た
マッカーサーがレイテに再上陸
レイテは国の天王山と東条英機が叫んだ

大和が出撃して、栗田艦隊は謎の反転
ガダルカナルにフイリッピン
雲が流れるブーゲンビリア、サイパン、グアム
ラバウル、沖縄

父の兄は、ソロモンで戦死した 海軍だった
父は、陸軍で南方派遣軍
ビルマ、ラングーン、モールメン、インパール作戦の
惨憺たる結果を背負って
膝を打たれ最後のトラックに拾われ
生還した

2014年8月13日水曜日

くろうり

黒ユリは恋の花
黒ウリはウリの種類で

今日一つ意外な場所で
もらいました

オオキナ瓜でした

瓜売りに来て瓜売れず
瓜売り帰る瓜売りの歌

うり(瓜)に つめ(爪)あり
つめ(爪)に つめ(爪)なし

熊は
ム月 ヒヒ どんどん さっさい

櫻は二階(貝)の女に木をつけろ
と書くんだと

文学部の最初の授業で
廣島教授が言った

お盆と石原裕次郎

お盆になると石原裕次郎の映画を思い出す
なぜだろうか

「赤いハンカチ」
「風速40米」
「陽のあたる坂道」
「嵐を呼ぶ男」

不思議な言葉の組み合わせ
映画を観たくなる究極の言葉
この選択はどうやってされたか
興味がある

中学の帰りに通り過ぎる商店の
映画の広告  近日上映 と書いてある
横目で浅丘ルリ子を見て
宍戸錠はみない

中間試験が終わって
夏休みが始まる あの頃

2014年8月10日日曜日

台風といえば

子供のころ台風が来て道路が川になり
排水溝の出口に赤土を塗りこめ
家族全員で蔵の2階に逃げ込んだ
昭和28年9月22日の台風13号
福井県小浜市を中心に
死者116人、行方不明21人、負傷者639人。
家屋全半壊855戸、流出296戸。堤防決壊737か所。

翌朝、重い布団をめくって蔵の窓を開ける
蔵の窓は鉄板で重く、内側から鉄の棒で押して開ける
窓にはひもがついており、締める時は紐を手繰る

秋の空である
外は茶色の広々とした原野
牛が死んでいる
数日して飼い主が現れ
のこぎりで挽いて かついで帰ったらしい

半鐘が鳴りっぱなしで恐ろしかった
そういう記憶があるのだ

2014年8月6日水曜日

ぶと

関西では「ぶよ」のことを
「ぶと」というのだ

噛まれてしまった
草むしりどこではない

顔が腫れて
おでこが大きくなっていた
手も刺されて
げんこつが握れない

そういえば小さなハエの子供
のような黒い虫
廻りながら顔の周りを飛んで
いらいら腹が立って ぱちんと手で はさんで 
つぶして驚いた
凄いぞ
赤い血が出た 大量に
その周りにまたもや集まる吸血鬼の「ぶと」
この赤い血は私の血なのだ

地震

やめてくれ
さっき眠ったところ

がちゃがちゃと地震

京都南が震度4
すると東寺のあの大きな阿弥陀さんも
揺れたのだろうか
33間堂のあの仏像群も
揺れたのだろうか

東寺の建物は頑丈だから
そんなに揺れなかったのだろうか
ともかく安眠妨害
など考えながら
また眠る

今日は「原爆の日」
井伏鱒二の「黒い雨」
今日は猛烈な雨らしい

2014年8月5日火曜日

草むしり

朝5時から庭の草を刈る
日本カナヘビ一家も
まだ寝ているようだ
とにかく暑い

小茂根、千川、千早町、長崎
板橋区役所

下駄で歩き回ったなあ
どうしてそのようなことが
脳裏に浮かぶのか

ミント、パセリ、セージ、ローズマリー、タイム
たくさん刈った
ドラム缶いっぱい

朝はどこから来るかしら
鼻歌でシャワーを浴びると
指先がハーブの匂いに染まっている
そして窓の外に朝が来ている

2014年8月4日月曜日

四国が雨で

雨が降って大変だ
道が川になっている

轟々と

それこそ
滝のように

このごろ
誰に聞いても
こんな水は
生まれて初めて

ココは水がつかない
子どもの頃から
そうだった

みんな口をそろえて
いう
気候変動
変な動き

2014年8月2日土曜日

花火

海から帰って
花火を見に行く

いつもの駐車場所
これまでここに車を置いて
歩いて川へ行き
花火を見てきた

今年はすべての路地に
パトカーや交通指導員
路地はすべて通行止め

横断歩道は歩行者優先で
車は一向に進まない

方向転換して
うろうろ苦労して
あきらめて家路につく
不意にどーんどーんと

うしろに花火が立った

海へ

海へ行く
風がムンと暑い

呼び込みのない浜茶屋でラーメンと焼きイカ
青い空を旅客機が通り過ぎる
今年はルートを変更して
ナビの指示通りに進む
30年通った海水浴場だが
駐車場 無料 とある
いつも大きい道から入って
駐車料金を払ってきた
こういうこともあるのか

外人さん夫婦がパラソルを開いて
子供と遊んでいる
海にお金は払わない
まてよ浜茶屋へ入らず
シャワーだけ使用できるか
難しい問題だ
聴いてみればよいのだが
そういうことは嫌いで