2015年5月30日土曜日

手を借りる

本箱を移動することになり
一人では無理で
手を貸してほしいと頼みに行く

頼む先は3つ
まず隣の部屋の職員
しかし別会社の人だから
筋が違う

それじゃあ合併した本家に
それが本筋だが
離れていて付き合いも薄い

最後に近くて所属も違うが
怒ったりわめいたり
冷房を入れる順で困らせたり
わがままを言って
昔から付き合いがある
建物管理の部署

やはり頼もうかな
と思って外へ出ると
仕事を終えて帰路に就く
屈強な人がいて
「チョットくらいなら手伝ってやるよ」
ありがたい
お言葉に甘えることにした

昔の日本には存在した
「チョットくらいならいいよ」という概念
今の若い人にはない
しかしまてよ
帝国陸軍の思想かもしれない

いまや廃棄資料に触っただけで
安い派遣職員に格下げされるらしい
単純業務と専門業務

コーヒーがこぼれても机を拭かない
そういう契約ではない
テレビドラマのような世界
目の前にある
うそのようなホントの世界

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