2017年9月22日金曜日

秋の気配

とうとう我が家の
キンモクセイ

香りが出てきた

玄関に3本
1本は

福井農林高校の文化祭で
600円で買ってきたもの

細い小さな木だった
それが2階に届くほど大きくなって

庭いっぱいに
あの香りをもたらす

僕がこの世で一番
よいことをした ことは 何ですか

この木を植えたこと だ

せっせと鶏糞や腐葉土を埋めて

大きくなるよう
励ましてきた

なによりも それにこたえて
香りを振りまいて

僕を 喜ばせてくれる
僕は きんもくせいが好きだ

理由は 生まれた家に
この木があった から

1 件のコメント:

  1. 日々の関わりに生き物は答えてくれますよね。
    とても純粋に、素直に。

    僕の家には藤棚がありました。香り藤と言って、なんだかほんのり香ったような。
    亡くなっていった猫や犬たちが守ってくれる沈丁花がよく咲いていました。彼らが咲かしてくれた白いきれいな花を今でも覚えています。

    返信削除