2018年2月17日土曜日

まいった

重い雪と白い雪
顔は焼けて 南極探検隊みたいになって
救急車は通れず

足は腫れて紫色

雪の中でくじいた

ひどい雪だった

音もなく
しんしんしんしん

本当に静かにやってくる
怖いものだ

晴れると みるみる溶けて
小さくなっている

私が最高に興奮したのは
お風呂に入って そのお湯を融雪にと
ひらめき
お湯を車庫の前に運び
何度も撒いた

湯上りとはいえ雪の中で
バケツにお湯を汲んで

まいたまいた ひえた ひえた
翌日撒いた分だけ凍り付いていた

風邪をひかない分 まだましだ よかったと
笑い話になったが

風呂のお湯捨てないで
融雪に使うことを

真剣に考えながら 寝た

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